ジメジメ季節到来!家づくりから湿気対策を考えよう
2019.06.14

東海地方も梅雨に入り、しとしとジメジメの日が続きますね。(>_<)
高温多湿なこの時期は、お洗濯がなかなか乾かないことに加えて、湿気によるカビや雑菌、ダニの繁殖も気になります。
湿気対策、みなさんはどうしていますか?
除湿器やエアコンの除湿機能を活用するなどで対処することもできますが…
これから家を建てるなら、
カビなどから住環境を守り、健康的で快適に過ごすためにも、内装に使う材質のセレクトや間取りプランの段階から湿気対策を考えておくことが得策です。
そこで今回は湿気対策の視点から、家づくりのポイントについてまとめてみました!
湿気対策におすすめ!その1
◆無垢フローリングで調湿
木は空気中の水分を吸ったり吐いたりすることから呼吸していると言われますが、伐採して木材や木製品に加工されてからもなお、この呼吸は続きます。つまりはこれが木の調湿作用です。
乾燥した無垢材は、湿度が高いときには湿気を吸収するだけでなく、空気が乾燥している場合は水分を放出し、年中快適な湿度をキープしてくれます。
また、木から発散される成分「フィトンチッド」は消臭、殺菌・防腐効果などがあることでも知られています。
まるで森林浴を楽しむようなリフレッシュ&リラックス効果があるのも魅力です。
無垢材はフローリングのほか、天井や壁に使ってももちろんオススメです。
湿気対策におすすめ!その2
◆高機能タイルやナチュラル素材の壁で調湿
エコカラットでもおなじみの高機能なタイル建材は、調湿効果のほかにも脱臭、有害物質を低減するなどの充実の機能面やお手入れのしやすさでも◎。デザインや色も多彩なバリエーションの中から選べるので、アクセントクロスとしても人気が高い建材です。
また、自然素材の場合は無垢材に加えて珪藻土系の素材にも調湿効果があります。
珪藻土を使った塗り壁は、左官職人の塗り方次第で表情が異なり、世界に一つの意匠が楽しめるのもイイですよね◎
塗り壁の代表的な材料として漆喰も人気ですが、調湿効果においては珪藻土のほうが優れています。
湿気対策におすすめ!その3
◆空気の通り道をつくり、風通しの良い家にする
湿気対策の基本となるのが「換気」です。空気の通り道をつくって風通しをよくすることは、カビ予防にもつながります。
たとえば、
1階にこもった空気を吹き抜け天窓へ逃す、中庭をつくって各部屋の風通しをよくする、南側の窓から北側の窓へと空気が抜けていくように工夫するなど、間取りや窓の位置・数によっても、空気の通り道は大きく変わってきます。
また季節やその土地土地の風土・立地環境によって、風の吹き方が変わってくることも、頭に入れておきたいですね。
空気の通り道だけでなく、家具の配置や収納場所、防犯・プライバシー面についてなど、いろんな要素を踏まえながら間取りや窓の配置を考えることが大切です。
湿気の多い時期だけでなく、一年を通して快適な暮らしが叶えられるように・・・
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