質のいい「眠り」を誘う、寝室づくりの約束。
2021.10.05

寝室は1日の疲れを癒す場所であり、1日の始まりともなる活力をもたらしてくれる大切な場所。
寝室づくりは、自分たちにとっての心地よさを最優先させるのが1番大切です。
寝室の環境を整える前に、まず「自分たちにとっての心地よさ」を見つめ直すことで、自ずと質のいい「眠り」を誘う空間が手に入れられるはず。
今日のコラムは、そんな理想の寝室を入れる為に最低限守りたい「お約束」をおさらい。
色は人の気分を変える
【写真】弊社施工事例より
「今日は気合いを入れたいから赤い服」なんて経験はありませんか?
好きな色のものを身につけているだけで心が落ち着いたり、気分が高揚したり、色は人の気分に影響をもたらします。
その効果は家も同じ。
「リラックスできる色」「感情を抑える色」など、世間一般的に落ち着くと言われる配色にするのももちろん正解ですが、寝室こそ好きな色にすることで、自分にとって「落ち着く場所」になるかも。
思い切ってビビッドな色にしても、寝室に入った瞬間に自分の意識が変わり、心理的に「眠り」に集中できるようになります。それくらい「色」は、人の感情を左右します。
壁の色を変えなくても、ベッドカバーやカーテンなどポイントで自分の好きな色を取り入れることで、部屋の雰囲気が変わるので自分の好みの変化に合わせて「良い環境の寝室づくり」ができます。
「自然」を取り入れる
【写真】弊社の施工事例より
睡眠時間を約8時間とすると、1日の約3分の1を過ごすのが寝室です。
そう考えると、家のどの部屋よりも長い時間を過ごすことに気づかされます。だからこそ「一緒に過ごす素材」を大切にしたい。
家を計画する段階から、素材や窓からの景色を考えることがとても大切。
例えば自然素材を使うこと。
予算は少し高くなりますが、足ざわりも優しかったり、素材そのものが呼吸して環境を整えてくれたりとメリットも多いので、候補の1つに入れてみるのもアリかも。
また、窓からの景色を考えることも大切。朝起きてカーテンを開ける時に、その日最初に目に入る景色が寝室からの景色。毎日目にする景色だからこそ、土地に合わせた寝室の位置もしっかりと考えていきたいポイント。
ファブリックにこだわる
ベッドの硬さや枕の高さにこだわるなら、寝具にもこだわって選びたい。
肌に直接触れるベッドカバーやシーツ、枕カバーなどお気に入りの肌触りのものを揃えることで、ベッドに入った時の心地よさは倍増するはず。
寝具はできるだけピュアなコットンやリネンを選ぶのが、手軽に「心地よさ」を手に入れるポイント。
一晩寝ている間にかいている汗の量は、成人で200㎖、夏場にもなると500㎖と言われています。
コットンやリネンであれば、汗の吸収がいいうえに洗濯もラク。普段の手入れに関してもアイロンをかければ「ピン」となり、洗いざらしのままでも感触がいい。
寝具の素材にこだわることで「眠りの質」は確実にあがります。
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