サグラダファミリア

2024.08.06

1882年に着工し、2代目の建築家アントニ・ガウディの構想に基づき、実に142年間建設が進められてきた聖家族教会。 私が1990年にこの巨大な石切り場を訪れた際は、僅か200円ほどの拝観料を元手に日本人の彫刻家、外尾悦郎氏らにより細々と作業が進められ、地下礼拝堂以外に建物の内部は存在していませんでした。 その後バルセロナオリンピックをきっかけに現場にはコンクリ-トが導入され、観光客の増加とともに飛躍的に工事が進捗し、メインタワ-のイエス・キリストの塔がついに2026年に完成すると言われています。
さらに10年後の2036年には最後の栄光のファサ-ドが完成予定で、現代の3D技術を駆使したテクノロジ-により、およそ300年とも言われた工期が半減される見通しとなっています。 ガウディの死後、構想は引き継いだ担当者により解釈が異なり、建設の意義には様々な批評がありますが、その最終の姿を確認したいと思う気持ちがある反面、このまま永劫に建設を続けてほしいと願う気持ちを持つのは私一人ではないと思うのですが・・・。

この記事を書いた人

宮瀬浩