今月は七夕の月でした。七月七日、皆さんは何か素晴らしい願い事をされましたでしょうか?
今回は願い事についてのお話しをしてみようと思います。
私は七月七日も願い事をしました。毎日欠かさず願い事をしています。しかも毎日同じ願い事を「私は家族と共に、生涯幸せな人生を歩む。そして必ず実現する。」もちろんこの間には具体的な内容があります。
以前にプロ野球の故野村監督が出演した番組で「念ずれば花開く」とゆう言葉を覚えています。元西武のGG佐藤さんが中学卒業の時「念ずれば花は必ず開く。夢はかなうんだよ。夢がかなわなかった人というのは、途中で念ずるのをやめた、あきらめた人なんだ。」という言葉を頂いたそうです。そして彼はやがて一億円プレーヤーの野球選手になりました。彼はたまたまそういう境遇だったのでしょうか?私はそうは思えません。私が、この言葉を知る以前のこと自分自身の過去を思い出して見ました。GG佐藤さんのような華やかな実現ではありませんが、私の思いが実現した例をひとつご紹介します。私が20歳の学生だった頃、「何か大きな世の中の為になる事をしたい。世界のどこかで、一部の歯車となって大きな仕事をしたい。」という強い気持ちが常に頭のどこかでありました。大学卒業後、ゼミの先生に紹介して頂いた会社に入社し、そこでその機会に巡りあう事ができました。英語の片言もまともに話せない私が、25歳になった頃一人でフィリピンへ出張する辞令を受けました。初めての海外です。そこでの仕事は、4基の地熱発電所を建設するプロジェクトの一員としての役割でした。私が担当したのは発電するための蒸気の温度や圧力、タービンの回転数を測る計測機器等その他発電所で使用する様々な計測機器の設置とそれを試運転調整する仕事でした。日々の仕事は、フィリピン人のワーカーに指示をしながら計測機器の設置とチェック、そして完成すると発電所の試運転立会をし、全て4基が稼働するまで約1年の歳月が経ちました。途中何度かは一時帰国させてもらいましたが、約1年の仕事を終えて日本へ帰って来ることができました。この時私は、この素晴らしい経験をさせて頂いた事に対し本当に感謝しました。当時の経験を「我がフィリピン物語」大げさなタイトルですが文書でまとめました。この文書はどこかに埋もれてしまって未だ見つかりませんが、見つかったらまたご紹介しますね。
皆さんも過去を振り返ればきっと思い当たることがあるのではないでしょうか?私は過去を思い起こせば、いくつか心当たりはあります。私の考えの中では、人間は「心の中で強く願えば必ず実現する。」能力を持っているという結論に行き着きます。これが世の中の法則として存在するなら意図的に実現することも可能であり、とてつもなく大きなことを成し遂げることが可能になります。いわば全ての人間は、アラジンの魔法のランプを持っている。ちょっと言いすぎですが、私は信じています。七夕の願い事から始りとんでもない結論を導き出しました。私の独りよがりなお話しに最後までお付き合い頂きありがとうございました。